沢ヶ内小学校70年生!?廃校後も母校に通い続ける館長にせまる!

2016/11/30

こんにちは。ONEれいほくの林 利生太です。

ここは高知県本山町の山奥。

エメラルドグリーンに輝く清らかな汗見川が今日も静かに流れています。

かつて、ここには沢ヶ内小学校がありました。放課後、元気な児童たちがこの清流・汗見川で遊んでいたことでしょう

今となっては限界集落。小学校も廃校になりました。

しかし、廃校となった後も、この校舎にはあの時の児童の姿がありました。

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汗見川が生んだ二宮金次郎

この方は御年76歳の山下文一さん。この汗見川地区で生まれ、廃校となった沢ヶ内小学校の児童だった。

文一さんは高校時代を地元の嶺北高校で過ごした。その頃は高校へ行きながら、農繁期には農作業の手伝いをし、勉強しながら山にキノコを植え付けに行ったりしたそうです。まるで二宮金次郎のように勤勉な学生だ。

高校卒業後は農林業に従事。農業をしながら、仲のいい友達とグループを作り、時には人を雇い、山師、自伐林業を営んできた。

高校を卒業してから70歳になるまで、ずっと林業に従事してきた。まさに匠というに相応しい人物だ。

廃校になった母校で汗見川を元気に!

限界集落である汗見川地区は若者の流出と人口減少が深刻化していた。

文一さんはさびれていく地域をなんとかしようと「汗見川活性化推進委員会」を立ち上げた。
休廃校になることは予想されていたので、平成2年に小学校が建て替えられる際、少しでもインパクトのある廃校活用ができるように、コンクリートではなく、温かみのある木造校舎にしてもらうようみんなで声をあげたそうだ。

現在、廃校になった沢ヶ内小学校は高知県の中山間地域対策で最初の「集落活動センター 汗見川」として地域活動が盛んに行なわれている。また、「汗見川ふれあいの郷 清流館」という宿泊施設でもあり、県内外から企業や学生、観光客などが訪れ、地域住民との交流ができる場所となっている。かつての廃校は地域の人々にとって必要不可欠な存在に生まれ変わったのだ。

現在、文一さんは清流館で館長を勤めている。

清流館の課題とこれから

清流館は限界集落であるこの地域の人々によって運営されている。つまり高齢者がほとんどだ。
地域の人で運営するというのは自治を育む上で非常に良いこと。しかし住民は減っていく一方なので、このままでは必ず運営が倒れてしまう。

これが今、清流館が抱えている最も大きな課題である。
今後もずっとこの施設が続いていくようにするためには、地域外の人をどんどん受け入れていかなければならない。

新しいもの、地域外の人を積極的に受け入れていくことが清流館の存続に重要である。今まさに、我々が清流館の館長である文一さんからすごくコアなお話を聞かせていただいているように、今後どのような形で地域外の人がこの清流館の運営に携わるのか、素晴らしいこの土地に関わっていくのかが楽しみなところ。写真は”新しいものを積極的に受け入れる”というこの文一さんの志を表す1枚。

さいごに

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今回、取材させて頂いた 山下文一さん は76年もの歳月をこの土地で過ごしてきました。

そして、70年生になった今でもこの校舎に通い続ける文一さんにとって汗見川清流館は家族のような場所なんです。非日常だけど、なんだか暖かく、懐かしさを感じるのはそんな文一さんをはじめ、多くの家族が訪れる場所として地域で作り上げてきた清流館があるからなんだろうなと思いました。

 

この土地には美しい汗見川があり、人々の暖かさがあります。私たちはこの土地の良さを多くの方々に届けたいという想いで発信しています。ぜひ一度、実際にその目でこの清らかな汗見川を見て、この土地の空気を感じに来てください。

清流館へのご連絡はこちらから!

 

宿泊体験の予約

0887-82-1754(川村商店)

 

視察や集落活動センターに関するお問い合わせ

0887-82-1231(清流館)

 

 


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