《若気インタビュー》僕が嶺北に住むことを決めた理由

2017/06/01

はじめまして

高知でライターと海外旅企画の運営をしている中澤 (35歳)です。

この度は、ONEれいほくのページで、れいほく地域に住む若気を取材し、そのインタビューを載せていく「若気インタビュー」のライターを努めさせていただいています。

そんな第一弾は私、中澤の自己紹介記事です。どうぞご覧ください!

 

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私は、出身は関東の群馬ですが、縁あって2016年から高知にやってきました。

今回は、その変わった経緯について紹介します。

気がつけば、高知にきてもうすぐ1年が経とうとしています。

その昔、一度だけ四国に来たことがあったものの、高知には立ち寄らなかったので、ここにくるまで高知に対して抱いていたイメージは、カツオと坂本龍馬くらいでした。

目次

あるツイッターの投稿から

残り5席!貴重な体験にお金までついてきちゃいます。田舎暮らしを体験したいって人もぜひ!/【急募!碁石茶親衛隊】400年以上続く、伝統的な製法を守り、つなげる手伝いを募集しています : https://t.co/GTgDoHFF8y pic.twitter.com/mnixbTQmaX

— 矢野大地@滞在者募集中! (@123Vaal) 2016年5月28日

そんな自分がどうして高知にやって来たかというと、ONEれいほく代表の矢野さんが発信していたこの碁石茶親衛隊の募集がきっかけです。

 

高知にくるまでの数年間は、日本を出て海外で取材活動をしていました。

アジア、欧州、オセアニア、中南米、アフリカと世界をめぐってきて、最後はパートナーとタイのチェンマイに住んでいましたが、その頃ちょうど一時帰国のタイミングをうかがっていました。

 

チェンマイは、オン・オフのシーズンがはっきりと分かれているので、オフシーズン時にもう一箇所の拠点となる場所を探していました。

 

(海外渡航時代の一枚。ウズベキスタン・サマルカンドにて現地の家族と)

 

そんなときに、ふとツイッターのタイムラインに飛び込んできたのが「急募!碁石茶親衛隊。400年以上続く伝統的な製法を守り、つなげる手伝いを募集しています」の投稿でした。

スマホやSNSが全盛期のいま、フェイスブック以外の情報交流の場として、流れ消えるツイッターのタイムラインの中に、こんなにめずらしい日本の伝統の仕事の募集があるなんて とおどろきつつ、ダメもとの気持ちで応募してみました。

 

すると、なんと数日後に「よろしくお願いします」という返事が届きました。

これは、新たな拠点を探すチャンスかもしれない!と思ったのと同時に、いくつかの不安材料が浮かんできました。

 

いきなり限界集落と呼ばれる田舎の暮らしに入っていけるのだろうか?

海外からお茶作り未経験で飛び込んで、熟練者たちばっかりだったらどうしよう、?

大半の参加者は国内から参加するなかで、自分たちだけ海外から高知に向かうとなると、交通費の負担はどうなるのだろう?などなど。

 

しかし、考えすぎて動けなくなっても仕方ありません。

実際、四国は気になっていた候補の一つだったので、思い切って見に行ってみよう!と決意し、チェンマイから日本行きのLCCのチケットを購入しました。

海外から高知の田舎暮らしへ

嶺北は、深刻な過疎化が進む地域と聞いていたので、色々な意味であまり期待をせずタイから高知まできてみましたが、まず、思っていたよりもしっかりした宿泊施設と仕事場の設備におどろくことに。

そこで一緒に働く同僚も、全国各地から集まったお茶作りに関心のある若者や、頼もしい人生の先輩たちでした。

 

(高知でしか作られていない二段階発酵・碁石茶を製造した仲間と)

 

伝統の碁石茶の製造作業を教えてくれるのは、長年、お茶作りにたずさわってきた熟練の70代の地元の女性の方々。

一緒に働くメンツと仕事の環境を見て、勇気を持ってはるばるタイからやってきて良かった と実感しました。

仕事は、お茶の木の伐採から始まりました。

肝心のお茶の木が生える場所は、本当に山の奥のひそむ人里はなれたところばかり。

男性と女性で仕事の分担をしつつ、夏のとても暑いさかりの時期でしたが、門外不出の秘伝の技術を用いながら二段階発酵のお茶を製造していきました。

 

気がつくと、お茶製造のシーズンもピークを過ぎ、今後どうしていこうか?と考えているときに、思いもしなかった感情があることに気がつきました。

 

それは「この土地でもう少し暮らしてみたい」という気持ちです。

 

(嶺北の一軒家に入居したときの入居祝いの集い)

 

振り返ってみると、仕事の合間にそこで暮らしている地元の人々や、他県から移住してきた人の話を聞いてきたことが、その気持ちの発端でした。

親切に移住促進の活動をするNPO法人や、すでに移住してきた人の声を聞いていくうちに、自分もここで試したいことが浮かんできたのです。

”ここではないどこかへ” から ”ここでできる何かを”

思えば、いままで様々な場所で暮らしていた中でも、こんなに自然が近くて一人あたりのスペースが確保できるところはありませんでした。

緑もあふれるほどあり、ここには一般的なストレスとかけ離れた暮らしの環境がありました。

 

その代わり、都会のような便利さを求めることはできません。

電車や公共の交通機関の便が悪いため、移動に車が必要だったり、携帯の電波も通りにくい場所もたくさんあります。

 

でも、ここにはそれを補うだけの人との繋がりやこころ豊かな交流が当たりまえのようにありました。

それが、うちなる気持ちの変化とこの場所の居心地の良さをもたらしたのだろうと思います。

(半農半Xの自給用のお米として、自分の田んぼを耕している様子)

 

ONEれいほくの碁石茶製造の案件は2ヶ月間だけでしたが、様々な交流やアドバイスをもとに、これからの将来を見直す良い機会になりました。

そして、いままで抱いていた「ここではないどこかへ」という思いではなく、「ここでできる何かを」という想いが生まれました。

すべては「縁」という言葉に集約されますが、この場所を一つの拠点にすることに決めました。

 

これからは、温故知新の精神を持って、自分と同じように新しい拠点を求めている人たちへの情報発信と、個人の事業と、田舎だからこそできる取り組みに注力していきたいと思っています。

 

記事を書いた人

中澤

ライター兼海外旅企画運営。自身のポッドキャスト番組でインタビュー取材をしながら、海外旅企画の引率やプランニングを行なっている

 

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