【大豊町】伝統の仕事にたずさわり野菜をつくる / 中山理紗さん

2017/09/14

高知でライターと海外旅企画の運営をしている中澤 (35歳)です。

この度は、ONEれいほくのページで、れいほく地域に住む若気を取材し、そのインタビューを載せていく「若気インタビュー」のライターを努めさせていただいています。

そんな第五弾は高知県大豊町に移住して農業をされている中山さんの紹介記事です。どうぞご覧ください!

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愛媛県今治市出身の中山理紗さん(31歳)は、2016年の碁石茶親衛隊の仕事をきっかけに高知にやってきました。

 

若いころから健康と食べることに関心があったという中山さん。現在は大豊町の農業ファームで、野菜づくりをしています。

そんな彼女がどうして高知でお茶作りをしようと思ったのか、食べ物の話を中心にお話してもらいました。

農業の大事さに気づく

中山理紗:高知は愛媛のとなりの県ですが、ONEれいほくの碁石茶の仕事の募集がなければ、高知に住むなんて思ってもいませんでした。

みなさんの愛媛イメージにもあると思いますが、愛媛ではみかんのポンジュースがたくさん生産されています。

いままでいくつかの仕事を経てきましたが、そのポンジュースの食品会社でも働いていました。

工場のラインの機械メンテナンス、ジュースのボトルの検査など、食品の生産・加工の現場にいた中で、徐々にあることに気がつきました。

 

食が大事なのは当たり前だけれど、いちばんのはじまりは農業ではないかと。

(中山さんの職場・大豊町のゆとりファームのレタス畑)

 

毎日食べれるものがある、野菜にしても果物にしても。でも、これは誰が生産しているのだろう?と考えてみると、こういう田舎にいる農家の生産者さんたちなんだなと、気がついたんです。

それに気づいてから、加工の現場ではなく、ダイレクトに食とたずさわる仕事に就きたいと思うようになりました。

そこから、知り合いのみかん農園でみかんの収穫をしました。

自分の仕事としての農業という立場で、農業と関わるようになったら、新しい目線で土や野菜のことが見えてきました。

伝統のお茶製造にたずさわる

そして、2016年の夏に高知の大豊町伝統の碁石茶の製造に関わりました。

碁石茶は、二段階発酵を経てつくられる乳酸菌を大量に含んだお茶です。一般的には高級健康茶として知られています。

(碁石茶のお茶刈りは、山深いところで行われています)

 

実際に製造に関わってみて、一番に思ったことは、お茶は頭ではなく五感でつくっているということ。

門外不出の伝統の製法で製造されているので、まさに長い間この地域の人たちが培ってきた知恵の結晶だと感じました。

70歳を越えた地元の生産者さんにいろいろ教わりながら一緒にお茶をつくってきましたが、なかなか手が込んでいる製造法です。

 

夏の暑い盛りにおこなう仕事なので、肉体労働としても良い運動になりました。

くわえて、これは機械では絶対につくれない製法のお茶です。微妙な温度管理やさじ加減で変わってくるデリケートなお茶なので、注意が必要になります。

でも、そういう伝統ある仕事にたずさわれて良かったと思っています。

(碁石茶製造の仲間とかたまったお茶を乾かしている様子)

生産者になるということ

こういう田舎はどこでもそうかと思いますが、若者の不足が深刻化しています。

碁石茶の後継者も不足しているので、長期的にお茶づくりに関われる人の必要性を感じました。

過疎化が進む地域に移住者が増えるのは、いいことだと思います。

 

でも、碁石茶製造を通じて、最終的にはひとつの土地に根付いてなにかの作物の生産者になることが大事だなと感じました。

私の場合、いまのファームの野菜づくりが楽しかったので、ここに残ることにしました。

その地域への生産者になる=その土地と関わることだと思うので、いまのファームの野菜づくりを通じて、少しづつ高知のことも知っていけたらと思っています。

 

去年は、ここ大豊町のよさこいのチームに入って、夏のよさこい祭りを踊ってきました。

暑くてとても大変でしたが、いまとなってはやってみて良かったと思える良い思い出です。

(高知の夏の名物・よさこい祭りで元気よく踊る中山さん)

野菜づくりのうれしさ

野菜づくりに直に関わってみて、ますます食に対しての関心が高まってきました。

マクロビオティックや菜食、減食にも興味が湧いています。

いまのような大きなファームで働いてて「いいな」と思う点は、幅広い種類の野菜をあつかっているので、いろんな野菜の栽培を覚えられます

季節にあった方法で野外の畑で育てる路地栽培や、災害の被害にあいにくいビニールハウスで施設栽培など、幅広く学ぶ機会があります。

 

毎日、畑で採れた新鮮な野菜を食べれるので、体も元気になれます。

くわえて、高知県特有の「やってみいや」という精神が心地いいですね。

ハードルを低く設定して簡単に挑戦させてくれるのは、高知の良さだと思います。

 

でも、いまは雇用されている身分なので、もしかしたらいつかは独立をするかもしれません。

それまで、もっと野菜のことを学んでいきたいと思います。

(中山さんの好物スナップエンドウ)

 

記事を書いた人

中澤

ライター兼海外旅企画運営。自身のポッドキャスト番組でインタビュー取材をしながら、海外旅企画の引率やプランニングを行なっている

 

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